珈琲道

珈琲カップアイコン

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珈琲道とは

「珈琲道」とは、珈琲を美味しくいただく為の作法です。例えば、カップの持ち手は左にくるように。スプーンは使いやすいように手前に置く。そして、左手を持ち手に添えてシュガーやフレッシュを入れて右手でかき混ぜる。使ったスプーンは周りの人のことを考えて見えないように奥におく。最後に、持ち手に右手の小指を入れて反時計回りに手前に回して、ソーサーごとを持ち上げそっと口もとに運ぶ。珈琲をいただく時、美しく飲むことを心がけることでその時間がきっと豊かになるはずです。珈琲道とは茶道でお茶を楽しむときのように、自分や一緒に珈琲を飲む人と「より美味しく珈琲を楽しむ為のマナー」です。

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珈琲を楽しむための心得

その1.
自分の好みの珈琲の濃さや深さを探してみる。
その2.
珈琲を淹れる道具や飲むカップの温度は均一に。を探して その3.
珈琲を淹れる時は段階を経て、丁寧に。
その4.
カップの素材や形状にはこだわりを持つ。
その5.
珈琲を飲む前に一度水で口の中をリセットする。
その6.
珈琲を飲む時の所作はなるべく美しく。

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ネルのイラスト

道具の取り扱い

ネルについて
当店では、ペーパーフィルタ―ではなくネルを使っています。ネルの利点は、お湯を入れたときに豆を包み込むため、お湯の量が多少のブレが出ても、均等に抽出してくれるところです。ネルは酸化させないように清潔に保ち、定期的に買い替えるのがおすすめです。また珈琲を抽出する前は、一度お湯にくぐらせて温めてから使用してください。

カップイラスト(縦並び) カップイラスト(横並び)

カップについて

カップの素材
カップの素材によって、口当たりが異なり結果的に味の感じ方も変わってきます。素材の硬度は素材によって異なるので、なるべく硬いものを選びましょう。
カップの形状
カップを選ぶ時香りが逃げにくく、口当たりのよいものを選びましょう。 おすすめは、140cc?150cc程度入る大きさで直径が7から8センチのものです。 直径が細いと香りが乏しくなるからです。また、口が当たる部分の厚みも大切で薄すぎると 早く冷め、口当たりが軽くなります。分厚いものは冷えにくいが口当たりが重くなります。 おすすめは、淵が3ミリぐらいのものです。

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ホットコーヒーの淹れ方

  1. 珈琲2杯分に対して、豆を25g用意します。沸騰したお湯を1~2分置いて、お湯の温度を93度前後にします。
  2. 豆に湯が浸透しやすくするようにネル、ドリッパー、サーバーを湯せんします。
  3. 挽いた豆をネルに淹れ、表面を平らに整えます。菜箸ぐらいの細さで粉の中心に湯を注ぎはじめに抽出された珈琲2~3mmは捨て、12~13秒ほど蒸らします。
  4. 1回目の抽出では半分の量の湯を中央から外へ注ぎます。この時に、外側の淵をくずなさいように気を付けます。
  5. 2回目の抽出では残りの湯を外側に注ぎ回します。珈琲がすべておちきらないうちにドリッパーを外します。
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アイスコーヒーの淹れ方

  1. ホットコーヒーと同じ手順で珈琲を抽出します。
  2. ステンレス製の器に氷水を張り抽出したコーヒーをサーバーごと入れ、5度?7度程度になるまで冷やします。
  3. グラスに氷を4つほど入れます。氷は、キューブ型がおすすめです。
  4. 抽出したコーヒーを注ぎますが、この時に全て注がずに少し残しておきましょう。
  5. 手の熱でコーヒーが緩くならないよう、グラスの底の部分を持って混ぜます。
  6. 混ぜ終わったら少し残しておいたコーヒを注ぎかおりを引き立てる。